までぃ先生の場合(1)

「すごさ」の認め方出版を記念して、
著者である篠田先生から3年半以上学び続けてくださっている小学校の先生、
までぃ先生にインタビューしてきました。

までぃ先生は担任をしていた小学2年生のクラスで、
利き脳4タイプ分類を使って1年間指導してきたそうです。

学んだことをどのように実践したのか、それによってどんな変化が起きたのか。
そして保護者の皆さんの相談にも乗ってきた1年間の話を伺いました。

 

タイプごとの班にしたら、個性が溢れ出た

この思考の違いを認めることを学んで、家や勤務先の小学校で実践してきました。私は誠タイプなこともあって、学んだことをすぐ実践して確かめてみたくって。

小学校では担任を受け持っているので、まずは気になる子を調べて声のかけ方を変えてみたんです。そしたらそれまでと全然リアクションが違ってびっくりして、これはすごいぞ、と思ってクラスの子全員を調べました。それによってどんな変化が現れるのかなと。

やってみると、児童ごとの効果的な声のかけ方が分かって、今まで以上にコミュニケーションが深まっていったり、児童同士もお互いを認め合って自主的に動けるようになったことを実感します。

クラスの子に指と腕を組んでもらってどのタイプを調べ始めると、飲み込みの早い何人かが友達みんなの分も調べてきてくれて。笑

「先生!〇〇ちゃん私と反対!」

っていうの全部教えてくれるから、誰がどのタイプの思考か分かるように表を机の上に貼っておきました。

そうすると、

「〇〇ちゃんと同じだから、あの子はここ!」

って言って、どんどん名前を書いてくれるんです。

そして気づくと、表に全員の名前が埋まってました。

でもたまに「おかしいな?」って思う子もいて、絶対この子は礼タイプじゃないよなぁって思って確認してみると、「あー、やっぱり誠タイプだ。」みたいな。笑

時々直しながらなんですけど、そうやって全員分確認しました。

それで調べた思考の違いを踏まえて、席替えをしたんです。

2回席替えをして、1回目は誠タイプ班、礼タイプ班、義タイプ班、勇タイプ班という感じで、可能な限り班のメンバーを同じ思考で固めました。

その時もマサさん(篠田真宏氏)に相談しながら、どうなるでしょうねって。笑

同じ思考で固めたら、タイプごとの特徴が顕著に表れて、それを見るのも面白かったです。

まず勇タイプ班は、何も決まらない。みんなが自分で動けるから、決める必要がなくて、決めないんです。何かわちゃわちゃしてて、もうなんでもいいじゃん、みたいなこと言って決まらなくて。指導的には決めて欲しいんですけどね。笑

誠タイプ班は細かいところまで考えてきっちりやろうとします。そこまで細かいところはいいんじゃない?って私が思うくらい。笑

義タイプ班と礼タイプ班はのんびりで、下手すると

「どうする?」「決めていいよ」

というやり取りをずっとやってます。笑

「義」と「礼」は決めない人が多いので、のんびりな人が集まるんだなぁと。

班ごとにこんなに違いが出るんだとわかって面白くって。

小学2年生だから7・8歳なんですけど、この年齢でももうタイプの特徴はしっかり出てましたね。

2回目はミックス班。

4タイプを1人ずつ入れて、全てのタイプが班の中で揃う状況にしました。

1回目の同じ思考で固めた時と比べて、雰囲気も、こちらからの声かけもガラッと変わりました。

全ての班で誰がどの思考タイプか把握しているので、例えば班リーダーを決めないといけないのになかなか決まらない班には、

「〇〇ちゃんやってみたら?」

という感じで、それとなくリーダーに適してる思考タイプの子に声をかけてみることもできました。それが普段、立候補するような子でなくてもです。もし慣れなくてうまくいかないことがあっても、私が見てて指導、支援すればいいだけなので。

他にも、班での係活動(給食係や掲示係など)を決めるときに、役割表を全然書けてない班とかもあって。そういう時には「ねえねえ、〇〇ちゃん書いてみなよ」って誠タイプの子に促すこともしたり、「〇〇ちゃんはイラスト書いてみたら?」って礼タイプの子に声かけたりしました。

こうして思考のタイプ別で支援の仕方を変えてみると、今までよりもスムーズにやるべきことが終わったり、自信がなかなか持てなかった子が友達に褒められて自信を持てるようになりました。

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